NOTIFICATION
先日学校の授業で"先端性のある音楽"をライブで演奏した.
そもそも先端性のある音楽ってなんなのか.
先端っていうくらいなので,毎日先端がなんなのかが変わってくると思う.そういう意味では,準備期間がある程度設けられてしまうと,先端さが欠けていってしまうのではないかと感じてた.とはいえ,いきなり先端性のある音楽を作れて言われて,1分そこらで作れるわけもないので(稀に作れるのかもしれない),そこまで準備期間について言及はしない.
他にも,誰も気付けていなかった領域の音楽っていうのもあると思う.音楽と全くもってかけ離れているようなものを,上手く繋ぎあわせると,先端性(というよりも新規性??)が生まれるのでは,って思う.
そんな自分の中の前提があって,制作に取り掛かったんだけど.
考えはなんとなくあって,でも,実際どんなライブを見せようかめちゃくちゃ迷ってた.結局ライブの3日前くらいになんとなくできた.
どんなライブをしたかって言うと,
タイトルは"NOTIFICATION"で通知音たくさん使おうって感じ.
通知音使った音楽ってめちゃくちゃ多くなってきたと思うんだけど,それは,製作者が意図した位置に配置されてる通知音なのが一般的だって感じてた.その予測性をなくしたくって,今回"NOTIFICATION"を思いついた.
まず,ベースの音楽をSonic Piあたりで流しといた. プロジェクターで自分のTwitterとかLINEのIDとか映しといて,観客が反応することで,音楽を生成した.(完全に出合い系音楽) ただ,このSNSのIDを表示する時には,ここに連絡してくださいとか説明っぽいことはあえてなにも書かなかった. あくまで,偶然性が欲しくて,それをやってしまったら意図した通知音になりかねなくて,自分の中でのテーマに反しそうだったから,やめた.
完全にぶっつけ本番だったので,めちゃくちゃ緊張した.通知音はきてくれたし,時間的にもちょうどよく終わったんだけど,曲の展開が少し弱くて,そこだけどうにかなんないもんかな〜ってなった.
あとは通知の種類とかもめちゃくちゃ増やしても面白かったかも.
観客が変わってもだいぶ違ったかもな〜. その人達のメインの連絡方法はだったり,頻度だったりってのは必ずあるはずだから,もっと違うライブになるかもしれない.
意外に面白かったのは,通知音の大体が聞いたことあるってことだった.通知音を聞くようになったのって絶対ココ最近の話しなのに,浸透率が高すぎるってのは,スマホの普及率と使用率がバカ高いんだろうなって感じる.インターネットもめちゃんこできるし,アプリも便利だし,スマホ最強かよってなる.でも技術の進歩が速すぎて,もっと最強なのでてくるんだろうな.(最強とか最高とか使うのボキャ貧感すごい)
とりあえずおわってよかった.